共働きで子どもが二人。夫婦ともにキャリアを諦めないために考えていること

子どもが二人になって、キャリアは自分一人では決められないものだと、以前より強く感じるようになりました。

僕自身、仕事ではまだ上を目指したいと思っています。

より大きな仕事を経験したいし、昇進にも興味があります。

一方で、妻にも妻のキャリアがあります。

妻はこれまでに2度、海外駐在を経験しています。そして、できればもう一度海外で働きたいと考えています。

僕としても、妻には今の会社でキャリアを続けてもらいたいと思っています。

そう考えると、

「自分がどこまで仕事を頑張れるか」

だけを考えていては、家庭は回りません。

今考えているのは、夫婦のどちらか一方のキャリアを優先するのではなく、二人ともキャリアを続けられる状態をどう作るかです。

毎日の家事や育児を完全に50対50にすることではありません。

ある時期は僕が仕事に時間を使い、別の時期には妻が仕事に時間を使う。

子どもに手がかかる時期には、二人とも少し速度を落とすこともある。

長い目で見て、夫婦それぞれがキャリアを諦めずに済む形を作る。

子どもが二人になった今は、そんな考え方が必要なのだと思っています。

目 次

子どもが二人になると、予定通りにいかない

共働きで子どもが二人いる生活を考えると、難しいのは単純にやることが増えることだけではありません。

誰かが必ず対応しなければならない予定があることだと思います。

たとえば、保育園のお迎え。

仕事が途中でも、決められた時間までには誰かが迎えに行かなければなりません。

さらに難しいのが、予定外のことです。

子どもが発熱した。

保育園から連絡が来た。

病院に連れていく必要がある。

仕事の予定がどうなっていても、こうしたことには問答無用で対応しなければなりません。

そして、一方が出張で数日間家を空けるとなると、残った方への負担は一気に増えます。

特に大変なのが夜です。

子ども二人の食事、お風呂、寝かしつけ。

そこに赤ちゃんの対応もあります。

普段は二人で回しているものを一人でやることになるので、仕事の出張一つを取っても、自分だけのスケジュールでは決められません。

子どもが一人のとき以上に、一人の仕事の予定が、もう一人の生活に直接影響するようになったと感じています。

わが家の平日も、夕方はかなりタイト

今考えている平日の分担では、保育園の送りは僕、迎えは妻が担当する予定です。

そして、夕食の準備や買い物は僕が担当します。

そうすると、特に夕方はかなり時間がタイトになります。

妻が子どもを迎えに行っている間に、僕も仕事を終えて夕食などの準備をする。

もちろん仕事が毎日予定通りに終わるとは限りません。

会議が長引くこともあります。

急ぎの仕事が入ることもあります。

それでも、子どもの夕食を大幅に遅らせるわけにはいきません。

仕事だけを考えていれば、

「今日はもう少しやってから帰ろう」

で済んでいたところが、今はそうはいきません。

時間になれば、家庭側の仕事が始まります。

こういう毎日の小さな制約の積み重ねが、共働きでキャリアを続ける難しさなのだと思います。

「二人とも100%」は難しい

僕も仕事を頑張りたい。

妻も仕事を頑張りたい。

そして、二人とも子どもとの時間を大切にしたい。

気持ちとしては全部やりたいのですが、

夫100%。

妻100%。

育児100%。

家庭100%。

を同時に成立させることは難しいと思っています。

時間そのものが足りないからです。

これは、気合いや効率化だけでは解決できません。

僕が重要な仕事に集中している間は、妻が家庭側を多めに担っているかもしれない。

逆に、妻が仕事に時間を使うときには、僕が家庭側を引き受ける必要があります。

つまり、共働きでキャリアを考えるときには、

「自分がどこまで頑張れるか」

だけでは足りません。

自分がアクセルを踏むときに、家庭側を誰が支えるのか。

そこまで含めて考える必要があります。

どちらか一方を「家庭担当」に固定したくない

ここで気をつけたいのが、夫婦のどちらか一方が、ずっと家庭側の調整役になってしまうことです。

子どもが熱を出したら、いつも同じ方が仕事を休む。

保育園から電話が来たら、いつも同じ方が対応する。

残業できないのも同じ方。

出張を断るのも同じ方。

これが何年も続けば、当然キャリアにも影響すると思います。

もちろん、毎日すべてを50対50にする必要はないと思っています。

わが家でも、送りは僕、迎えは妻、食事や買い物は僕というように、役割は分かれています。

大事なのは、負担を毎日均等にすることではなく、どちらか一方だけが長期間キャリアの調整役にならないことです。

今週は僕の仕事を優先する。

別の時期には妻の仕事を優先する。

必要なら役割を入れ替える。

数日単位では偏っていても、数年単位で見たときに夫婦それぞれが前に進めている。

そのくらいの時間軸で考えたいと思っています。

自分の転職も、夫婦のキャリアと無関係ではなかった

前回の記事では、僕自身が一度会社を辞めて転職し、その後、元の会社に戻ったことを書きました。

転職した理由はもちろん一つではありません。

ただ、振り返ってみると、プライベートとのバランスも転職を後押しした要素の一つでした。

一方で、妻については、今の会社でそのままキャリアを続けてもらうことを前提に考えていました。

つまり、自分が会社を変えるという選択をする一方で、妻は今いる会社でキャリアを積み重ねていく。

結果として、夫婦がまったく同じ形でキャリアを進める必要はないということも実感しました。

僕は一度外に出て、また戻った。

妻は一つの会社の中で経験を積み重ねている。

進み方は違います。

でも、大切なのは、どちらが正しいかではなく、夫婦それぞれが自分のキャリアを持ち続けられることなのだと思います。

妻には、もう一度海外で働きたいという目標がある

妻のキャリアを考えるうえで、もう一つ具体的な目標があります。

妻はこれまでに2度、海外駐在を経験しています。

そして、できればもう一度海外駐在をしたいと考えています。

そのためにも、これから仕事の経験を積み、キャリアを磨いていきたいという考えがあります。

僕としても、これはできるだけ応援したいと思っています。

理由の一つは、妻自身のキャリアです。

もう一つは、子どもたちのことです。

もし家族で海外に住む機会があれば、子どもたちにとっても英語を日常的に使う環境を経験できます。

もちろん、海外駐在は子どもの英語教育だけで決めるような話ではありません。

実際に話が出れば、僕自身の仕事をどうするのか、子どもの年齢や学校をどうするのかなど、考えなければならないことはたくさんあります。

それでも、

妻がもう一度海外で働く可能性を残しておきたい。

これは、わが家のキャリアを考える上で一つの具体的な目標になっています。

そう考えると、自分の昇進だけを最大化すればいいわけではない

前回の記事では、40代になって昇進をどこまで目指したいのかを書きました。

僕自身、昇進したい気持ちはあります。

より大きな仕事にも挑戦したい。

ただ、妻にも海外駐在を含めたキャリアの希望があると考えると、自分のキャリアだけを最大化することが家庭にとっての正解とは限りません。

たとえば僕の仕事の都合で、

「海外には行けない」

「妻が長期間家を空けるのは難しい」

という状態になれば、妻の選択肢を狭めることになります。

逆に妻の海外駐在が実現すれば、今度は僕の働き方を調整する必要があるかもしれません。

これはまだ将来の話です。

そのとき実際にどうするかは分かりません。

でも、少なくとも、

「僕のキャリアをまず決めて、その残りで妻のキャリアを考える」

という順番にはしたくないと思っています。

夫婦二人の選択肢を並べた上で、その時点で家族にとって一番良い形を考える。

そういうキャリアの決め方をしたいと思っています。

子どもが小さい数年間は、二人とも速度を落とすこともある

もちろん、

「夫婦で交代しながらアクセルを踏めば、二人とも順調にキャリアアップできる」

ほど簡単ではありません。

今は子どもが二人とも小さい。

家庭そのものに必要な時間が多い時期です。

そうなると、

夫が100%、妻が80%。

次は妻が100%、夫が80%。

という調整以前に、

夫80%、妻80%

くらいしか仕事に使えない時期もあると思います。

それはある程度仕方がありません。

仕事人生はまだ長い一方で、子どもが今の年齢なのは限られた期間です。

今の数年間に少し速度を落としたとしても、その後またアクセルを踏める可能性があります。

だから、短期間の昇進スピードだけで、夫婦のキャリアがうまくいっているかどうかを判断しないようにしたいと思っています。

時間を作るために、お金を使うことも必要

二人とも仕事を続けるためには、夫婦だけですべての家事を頑張るのにも限界があります。

わが家でも、ネットスーパーを利用しています。

食事についても、忙しい日には温めれば出来上がるミールセットを使うことがあります。

一つひとつは小さなことですが、買い物に行く時間や、ゼロから夕食を作る時間を減らせます。

特に僕は夕食や買い物を担当しているので、夕方の時間を短縮できるのは助かります。

食洗機もあります。

ただ、これはまだ十分に使いこなせていません。

今は子どもの食器などもあり、結局手で洗ってしまうことがあります。

ただ、子どもがもう少し大きくなれば、食器の量も増えます。

その頃には、食洗機ももっと積極的に使うことになると思っています。

家事代行についても興味はあります。

一方で、知らない人を家に入れることへの不安がまだあり、今のところ利用には至っていません。

何でも外注すればいいとは思っていません。

ただ、二人ともキャリアを続けたいのであれば、

自分たちがやらなくてもいいことに、どこまで時間を使うのか

は考えた方がいい。

お金で時間を買えるところには、ある程度使う。

これも共働きを続けるための一つの選択肢だと思っています。

「世帯としてのキャリア」という考え方

こうして考えてみると、自分の中でしっくりくるのが、世帯としてキャリアを考えるということです。

もちろん、キャリア自体は個人のものです。

僕のキャリアと妻のキャリアは別です。

でも、子どもを育てている間は、二人のキャリアがかなり強く影響し合います。

僕が出張すれば、妻が子ども二人の生活を一人で回すことになる。

妻が海外駐在することになれば、僕の働き方にも影響する。

僕が昇進して仕事が忙しくなれば、家庭側の負担も変わります。

だから、

「自分が最大限昇進する」

ことだけを最適化するのではなく、

夫婦二人が長期的に働き続け、世帯として持てる選択肢を増やしていく。

そういう考え方も必要なのだと思います。

副業も「自分の自由時間」だけの話ではない

これは副業についても同じです。

ブログを書く時間も、完全に自分だけの時間ではありません。

僕が休日に1時間ブログを書いていれば、その間は妻が子どもを見ているかもしれません。

第二子が生まれてから、以前のように朝の時間を安定して確保するのも難しくなりました。

そこで今は、5分しかなければメモだけ残す。

まとまった時間が取れる日に本文を書く。

そんな形へ少しずつ変えています。

今は副業を最大限伸ばすことより、家庭に無理をかけずに続けることを優先しています。

これも、自分一人の時間だけを見ていたら出てこなかった考え方かもしれません。

今のところ考えていること

夫婦二人のキャリアについて、まだ明確な答えがあるわけではありません。

子どもが大きくなれば、状況も変わります。

妻に本当に海外駐在の機会が来るかも分かりません。

僕自身の仕事も、これから変わっていくと思います。

だから、今から10年先まで決める必要はないと思っています。

ただ、いくつか大事にしたいことはあります。

どちらか一方のキャリアを固定的に優先しない。

毎日の50対50より、必要なときに交代できることを大事にする。

子どもが小さい時期には、二人とも速度を落とすことを受け入れる。

昇進や転職、海外駐在を、自分一人の問題として考えない。

お金で時間を作れるところには、ある程度お金を使う。

そして、夫婦それぞれが次に何をしたいのかを時々確認する。

実際には、どちらかに負担が偏る時期もあると思います。

でも、偏ることと、固定することは違います。

そこは意識しておきたいと思っています。

今の結論

共働きで子どもが二人いると、キャリアは個人だけでは完結しません。

僕が仕事に時間を使えば、その分を妻が支えているかもしれない。

妻が仕事に挑戦するときには、僕が家庭側を支える必要があります。

僕も仕事ではまだ上を目指したい。

妻も、もう一度海外で働くことを含めてキャリアを磨きたいと考えている。

そして、子どもとの時間も大切にしたい。

全部を同時に100%にすることはできません。

だから、

夫婦のどちらがキャリアを優先するかを決めるのではなく、その時々でお互いに前へ出られる状態を作る。

今は、それが一番現実的なのではないかと思っています。

最後に

子どもが二人になる前は、自分のキャリアについて考えるとき、

「自分は何をしたいのか」

を中心に考えることが多かったと思います。

でも今は、

「僕はどう働きたいのか」

「妻はどう働きたいのか」

「その二つを成立させるために家庭をどう回すのか」

までセットで考える必要があります。

僕は一度転職して、また元の会社に戻りました。

妻は今の会社でキャリアを続け、もう一度海外で働くことも考えています。

二人のキャリアの形は違います。

だからこそ、どちらか一方のキャリアにもう一方を合わせるのではなく、その時々で二人の選択肢を並べて考えたい。

夫婦それぞれが数年後に、

「あのとき自分だけが諦めた」

と思わないようにする。

子どもが二人になった今は、そのことを以前より大事にしたいと思っています。

記事が参考になればシェアしてください
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目 次