第二子が生まれて、キャリアに対する上昇志向がなくなったかというと、そんなことはありません。
仕事ではこれからも成長したい。
できることを増やしたいし、より大きな責任を持つ仕事にも挑戦したいと思っています。
ただ、子どもが二人になって、「上に行くこと」の意味は少し変わりました。
以前なら、昇進する、年収を上げる、難しい仕事を経験する、といった分かりやすい成長を重視していたと思います。
今は、それだけではありません。
家族との時間を確保しながら長く働けること。
会社の外でも通用する経験を積むこと。
自分で働き方を選べる状態に近づくこと。
こうしたものも含めて、キャリアの成長だと考えるようになりました。
上昇志向をなくすのではなく、短期間でどこまで上がれるかより、長期的にどこまで選択肢を広げられるか。
今は、そんな考え方に変わりつつあります。
子どもが二人になる前は「頑張れば何とかなる」と思っていた
子どもが一人のときも、もちろん仕事と家庭の両立は簡単ではありませんでした。
それでも、自分の時間を作る余地はある程度ありました。
朝早く起きる。
夜に少し仕事や勉強をする。
週末の朝を使う。
多少無理をすれば、仕事・勉強・副業を並行して進められる感覚もありました。
だから、キャリアについても、
仕事でも成果を出す。
勉強もする。
副業も始める。
家族との時間も大事にする。
全部を少しずつ前に進めたいと思っていました。
第二子が生まれてからは、この前提がかなり変わりました。
単純にやることが増えただけではなく、予定できない時間が増えました。
夜中に起きる。
朝も家族の状況次第で予定が変わる。
上の子への対応も必要になる。
以前のように「自分が頑張れば時間を作れる」と考えるだけでは回らなくなっています。
上昇志向そのものは、今もある
だからといって、
「子どもが二人になったので、しばらく仕事はほどほどでいい」
とは、今のところ考えていません。
仕事は人生の中でかなり長い時間を使うものです。
せっかくなら成長したいし、自分の経験や能力を生かせる仕事をしたい。
任される仕事の幅も広げたいと思っています。
収入についても、家族が増えれば将来必要になるお金は増えます。
教育費、住宅、旅行、老後。
家族の選択肢を広げるという意味でも、一定の収入を維持し、できれば伸ばしていくことは重要です。
だから、上昇志向を持つこと自体は変わっていません。
変わったのは、そのために何でも差し出すわけではないということです。
「上に行くこと」だけがキャリアではなくなった
以前は、キャリアアップという言葉から、
昇進する。
年収を上げる。
より大きな会社や難しい仕事に移る。
肩書きを上げる。
といったことをイメージすることが多かったです。
もちろん、それらも今でも大切です。
ただ、40代に入り、家族が増えてくると、それだけを見てキャリアを判断するのは少し違うと感じるようになりました。
たとえば、年収が上がっても、家族との時間がほとんどなくなるのであれば、自分にとって本当に良いキャリアなのか。
役職が上がっても、常に仕事のことで頭がいっぱいになり、家庭でも余裕がなくなるのであれば、それを目指したいのか。
逆に、短期的には肩書きが変わらなくても、
専門性が増える。
社内外のネットワークが広がる。
海外でも働ける経験が増える。
新しい仕事を任される。
会社の外でも使える能力が身につく。
のであれば、それも十分にキャリアが前に進んでいると言えます。
今は、こうした見えにくい成長も含めてキャリアを考えたいと思っています。
「今すぐ最大化する」必要はない
子どもが二人になって感じるのは、人生にはアクセルを踏みやすい時期と、そうではない時期があるということです。
今は、少なくとも時間という意味では、アクセルを踏みやすい時期ではありません。
睡眠が安定しない。
自分の自由時間も少ない。
家庭で必要とされる時間も長い。
この状況で、仕事も副業も勉強もすべて最大化しようとすると、どこかに無理が出ます。
だから、今はキャリアを止めるのではなく、速度を調整する時期だと考えています。
今すぐ昇進しなければならないわけではない。
今すぐ副業を大きくしなければならないわけでもない。
ただし、完全に止める必要もない。
仕事では目の前の役割をきちんと果たす。
必要な経験は取りにいく。
興味のある分野の勉強は細く続ける。
ブログや副業も、完全には消さない。
短期間の成果より、数年後につながるものを残しておく。
今はそれで十分だと思っています。
子育て期だからこそ「選べる状態」を作りたい
子どもが増えて、以前より強く感じるようになったのが、働き方を選べることの価値です。
高い年収も大事です。
役職も、やりがいも大事です。
でも、家族の状況によって働き方を変える必要が出てくる可能性があります。
子どもの教育。
家族の健康。
親の介護。
自分自身の体力。
40代以降は、仕事以外の事情も増えていくと思います。
そのときに、
「今の会社、この働き方しか選べない」
状態より、
「今の会社に残ってもいいし、別の会社でも働ける。副業もあるし、将来的には小さな事業に挑戦する選択肢もある」
という状態の方が、自分には魅力的です。
だから今の上昇志向は、単純に組織の中で上に行くことより、自分の選択肢を増やすことに近くなっています。
副業を続けたい理由も、ここにつながる
ブログを始めた理由も、この考え方につながっています。
今のところ、ブログが大きな収入を生んでいるわけではありません。
第二子が生まれてからは、書く時間さえなかなか取れません。
それでも完全にはやめたくないと思っています。
ブログを書くことで、
自分の考えを整理する。
会社の外に発信する。
読者に届くものを作る。
小さく試して改善する。
という、会社員の仕事とは違う経験ができます。
将来的に考えている銭湯のような事業構想も含めて、会社員以外の経験を少しずつ増やしておく。
それも、自分にとってはキャリア形成の一部です。
副業で何万円稼げるかだけではなく、会社の外でも自分で何かを作れる状態に近づくことに意味を感じています。
家庭を優先することと、上昇志向は両立すると思う
以前は、家庭を優先するとキャリアでは少し後ろに下がるようなイメージもありました。
でも、今は必ずしもそうではないと思っています。
家族との時間を取る。
子どもが小さい時期に育児に関わる。
睡眠を確保する。
仕事以外の時間も持つ。
それをしながら、キャリアを諦めない方法を考える。
むしろ、その方が難しいし、長期的な設計が必要です。
毎日長時間働くことでしか成立しないキャリアではなく、限られた時間でも価値を出せるようになる。
何を自分がやるべきかを選ぶ。
人に任せる。
効率化する。
経験や知識を使って、時間当たりの価値を上げる。
子育て中だからこそ、こうした働き方を身につける必要があるのだと思っています。
今の自分がキャリアで意識したいこと
今の段階では、次のようなことを意識したいと思っています。
まず、短期的な肩書きだけを追わない。
次に、数年後にも使える経験を増やす。
そして、会社の中だけでなく、外でも通用する専門性を持つ。
さらに、家族との時間や自分の健康を犠牲にしない。
最後に、副業や学びを完全にゼロにしない。
全部を同じペースで進めることはできません。
でも、複数の選択肢を少しずつ残しておくことはできます。
これが、子どもが二人になった今の自分にとっての「上昇志向」なのだと思います。
今の結論
第二子が生まれて、キャリアに対する上昇志向がなくなったわけではありません。
むしろ、家族が増えたことで、これからどう働くかを以前より考えるようになりました。
ただ、「上に行く」の意味は変わりました。
昇進する。
年収を上げる。
難しい仕事に挑戦する。
それだけではなく、
家族との時間を守る。
専門性を増やす。
会社の外でも経験を積む。
働き方を選べる状態を作る。
ここまで含めて、自分にとってのキャリアアップです。
今は、短期間で一気に進む時期ではありません。
でも、速度を落とすことと、キャリアを諦めることは違います。
今できることを少しずつ積み上げて、数年後に選べるものを増やしておく。
子どもが二人になった今は、そんな上昇志向を持っていたいと思っています。
最後に
仕事も頑張りたい。
家族との時間も大事にしたい。
副業や学びも完全には手放したくない。
どれか一つに振り切れれば簡単なのかもしれません。
でも、今の自分はそうしたいとは思っていません。
すべてを同時に最大化するのではなく、その時期に合わせて速度を変えながら続けていく。
長いキャリアで考えれば、子どもが小さい数年間に少し速度を落としても、それほど大きな問題ではないはずです。
大事なのは、立ち止まっているように見える時期にも、次の選択肢につながるものを残しておくこと。
今は、そのくらいの距離感でキャリアと向き合っています。






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