結論から書きます。
AIは「検索の代わり」や「正解を出してくれる存在」として期待すると、ズレやすい。
僕は 「考えを整理する壁打ち相手」 として用途を限定したことで、ようやく使えるようになりました。
AIを使わなかったわけではない
誤解のないように書いておくと、AIを完全に避けていたわけではありません。
- 話題になっているのは知っていた
- 仕事や副業に使えそうだとも思っていた
- 実際に試しに触ったこともある
それでも、「ちゃんと使っている」と言える状態にはなっていませんでした。
理由はシンプルで、生活や業務の中にどう組み込めばいいのかが分からなかったからです。
手を出せなかった理由① 結局、時間が増えなさそう
一番大きかったのは、この感覚です。
AIを使えば効率化できると言うけれど、
学ぶ時間や設定する時間の方がかかるのでは?
仕事もあり、家庭もあり、まとまった時間を確保するのは簡単ではありません。
「最初は大変だけど、慣れれば楽になる」
その“最初”を乗り越える余裕があるのかが不安でした。
手を出せなかった理由② 求めていた答えと、ずれていた
以前、職場で使用可能なカスタマイズされたAIを使ってみたことがあります。
ただ、そのときに感じたのは、返ってくる答えがどこかピントがずれているという違和感でした。
- それっぽいことは言っている
- 一見、整理されている
- でも「自分が知りたいのはそこじゃない」
前提や背景を細かく入れないと一般論になる。
そこまで入力するなら、自分で考えた方が早いのでは、と思ってしまいました。
手を出せなかった理由③ 業務では「使える検索」にならなかった
仕事でも、AIを検索の代わりに使えないか試したことがあります。
ただ、ここでも壁にぶつかりました。
例えば、
- 社内ルールや過去の判断経緯など、そもそもAIが知らない情報
- 法令・ガイドラインの解釈など、根拠や出典が求められる内容
- 前提条件が多いケースでの判断整理
こうした場面では、
- 情報の出どころが分からない
- 裏取りが必須
- 結局、自分で一次情報を探し直す
ということが多くありました。
「検索の代わりになる」という期待で使うと、思ったほど実務には使えない。
この経験で、AIへの期待値はかなり下がりました。
手を出せなかった理由④ 自分の考えが薄くなりそうだった
これは感覚的な理由ですが、抵抗もありました。
- 考えた“気”になってしまいそう
- 思考が浅くなりそう
- 文章が自分の言葉じゃなくなりそう
特に、これからブログを書こうとしている自分にとっては、便利さと引き換えに、考える力を手放したくないという気持ちがありました。
それでも使い始めた理由:期待の置き方を変えた
こうした経験があったので、しばらくAIから距離を置いていました。
それでも改めて使い始めたのは、期待の置き方を変えたからです。
- 正確な答えを出してもらおうとしない
- 検索の代わりに使おうとしない
- 成果物を丸投げしない
その代わりに、「自分の考えを整理するための壁打ち相手」として使えばいい、と割り切りました。
今、限定して使っている用途
今のところ、使っているのはこのあたりです。
- 書く前の論点整理(見出し案、反論の洗い出し)
- 文章の言い換え(トーンを崩さず整える)
- 迷いの言語化(選択肢と判断基準の棚卸し)
どれも、答えをもらうためではなく、考えるための使い方です。
自分の言葉を守るためのルール
今は、こんなルールを決めています。
- AIが出した文章は、そのまま使わない
- 必ず自分の経験に寄せて言い直す
- 違和感が残るなら、採用しない
このルールがあると、「便利だけど頼りすぎない」距離感を保てます。
今のところの結論
今の自分にとってAIは、
- 正解をくれる存在でもなく
- 仕事を代わりにやってくれる存在でもない
考えを整理するための、少し賢いメモ帳のような存在です。
期待しすぎるとがっかりするし、使わなさすぎると何も分からない。
だから今は、使える場面だけを限定して使う。
そのくらいがちょうどいいと感じています。
次に書こうと思っていること
次は、
- ブログを書くときにAIをどう使っているか
- 使ってみて微妙だった点
- 逆に助けられた点
について、もう少し具体的に書いてみるつもりです。
同じように「AI、気にはなっているけど…」という人の参考になれば嬉しいです。


コメント