AIは「見出しを作る」「書く前の骨組みを作る」用途ではかなり使えました。
一方で、いちばん困ったのは、文章の言い回しや語尾が“AIっぽく”なりがちなことです。
僕の場合、AIは“執筆の代行”ではなく、下書きの材料を出させる道具として使うのがちょうどよさそうでした。
今回試した使い方:見出しと、それに基づくドラフト作成
今回AIに頼んだのは、主にこの2つです。
- 記事の見出し(H2/H3)案を出してもらう
- その見出しに沿った「ドラフト(たたき台)」を作ってもらう
狙いはシンプルで、日曜朝に書くときの迷いを減らしたいということでした。
(子育て中だと、書く時間そのものより「何から書くか」で疲れることが多いので)
良かった点(3つ)
1) 見出しができると、記事が“始まる”
見出しがあるだけで、日曜朝にPCを開いたときのハードルが下がります。
「何を書けばいいんだっけ?」が減る。これは大きいです。
2) 抜け漏れチェックになる
AIの見出し案は、読み手目線の「抜け」を拾ってくれることがありました。
反対意見や前提説明の不足など、自分だけだと見落としがちなポイントが見えます。
3) “叩き台”があると編集に回れる
ゼロから書くより、削る・寄せる・整えるにエネルギーを使える。
忙しいほどこの差は効くと思いました。
微妙だった点(3つ)
1) 言い回しと語尾が“AIっぽい”
今回いちばん気になったのはここです。
ドラフトが「きれい」すぎて、体温がなくなる感じがありました。
たとえば、こんな“AIっぽさ”が出やすい。
- 言い回しが無難:「〜と言えるでしょう」「〜が重要です」「〜が求められます」
- 語尾が均一:「〜です/〜ます」が整いすぎて“人の癖”が消える
- 抽象度が高い:「本質的に」「総合的に」「多角的に」みたいな言葉が増える
- 結論が平均点:反対されないけど刺さらない
読者が欲しいのは「整った一般論」じゃなくて、
その人の生活条件の中で出た判断なので、ここは致命傷になり得ます。
2) 前提を入れないと一般論になる
AIは前提が少ないと当然一般論になります。
でも前提を入れようとすると「どこまで書く?」で迷い、入力が長くなる。ここにコストがかかりました。
3) ドラフトがあることで“考えた気”になる
たたき台があると安心してしまう。
でも腹落ちしていないまま進めると、主張が弱くて読後感が薄い記事になりやすいと感じました。
じゃあどう使うのがいいか(今の結論)
今のところ僕は、AIの役割をこう定義しています。
- 見出し=AIに出させて良い(むしろ得意)
- 文章=自分が書く(AIっぽさが残るため)
- ドラフト=材料として使い、採用しない前提
AIに「書かせる」より、
迷いを減らすために整理させるのが合っています。
AIっぽさを消すために決めたルール
今後は、次のルールでいきます。
- AIの文章をそのまま貼らない
- 必ず「自分の体験」を1つ入れる(生活の条件を入れる)
- “自分の言い回し”に戻すまで公開しない
- 見出し・論点整理はAIに頼ってOK
次に試すこと(具体)
次は、AIの使い方をもう一段だけ限定してみます。
- 平日:見出し(H2×3)+箇条書き(各3つ)までAIに手伝ってもらう
- 日曜朝:本文は自分で書く(60分)
- 推敲:AIに“言い回し候補”だけ出させる(30分)
AIを「執筆者」にしない。
あくまで“編集補助”として使う。
最後に
AIは便利です。でも、便利さがそのまま良い文章になるわけではありません。
記録ブログは「あなたの生活の条件」が価値なので、言い回しや語尾がAIっぽいと一気に弱くなる。
僕はしばらく、
AI=整理/自分=文章
という分業で続けてみようと思います。
次回予告
次は、実際に僕が使っている
「見出し→箇条書き→本文」の型(テンプレ)」をまとめます。
忙しい人ほど、この型があるだけで楽になります。


コメント